第3回 域学交流事業【第2日目】

2日目(2019年2月21日)ワークショップ1 はぴあ八雲

2日目は、朝食の後、はぴあ八雲で研修です。
まずは、SDGsパートナーズの田瀬和夫さんによる講義です。

八雲町の岩村町長が持続可能な町づくりに取り組もうとした際、パートナーとなったのが田瀬さんでした。

その後の八雲町は地熱発電などの再生可能エネルギーの開発に独自で取り組んできました。

田瀬さんの講義では、まず地方自治体による地方創生の成功例、そして問題点が明かされました。
次に、SDGsについての説明、今後の展望などについてお話いただきました。

その後、グループディスカッションを行いました。
事前学習により、何をテーマにこの日を迎えればいいか、各自予習も行ってきたため、たいへん活発な議論ができました。

もちつき体験および試食

その後、昼食をかねてもちつき体験と試食を行いました。

雪とのふれあい

続いては、冬ならではのプログラム、雪とのふれあいです。

ハーベスター八雲に戻り、雪に覆われた、ふだんは緑いっぱいの丘をソリすべり。
童心に返って、雪の上に寝転んで、ぐるぐるぐるぐる回転したり。

そうして、メインイベント「 かまくらづくり」を行いました。
つくるのは、高さ2メートル、横2メートルのくま型かまくら。
準備してある雪山をもとに、イメージ図にしたがって、雪を形づくり、固めていきます。

1時間ほどで、ほぼほぼ完成!
しゃがめば2人が隠れるくらいのかまくらができました。
時間があまったときように、トリの雪像も準備されていましたが、こちらは時間が足りず断念。
都会では味わうことのできない体験ができました。

郷土資料館見学

その後、郷土資料館へ行き、八雲町の歴史を学びました。
八雲町は、日本海側の旧熊石町側を熊石地区、太平洋側の旧八雲町側を八雲地域と呼ばれているそうです。八雲町郷土資料館は主に八雲地域の自然・文化・歴史を中心に資料展示、収蔵がされています。
隣接されている木彫り熊資料館へも行き、大きな木彫り熊と記念撮影。
木彫り熊は、冬期の収入源として1923年から作られはじめ翌24年には、第1回八雲農村美術工芸品評会に北海道で最初に作られた熊の木彫りが出品されたといわれています。八雲の熊の木彫りは昭和初期には年間5,000体が生産されるほど人気がありました。
が、次第に人気が衰え、現在では生産者は1名のみ。
一方で、コレクターが登場しはじめているなど、これからの行方が注目されます。

その後、夕食をとり、この日の夜は各自自主研修時間として、2日目を終了いたしました。


共催 一般社団法人ほのぼの運動協議会、上智大学、八雲町産業連携促進協議会、八雲町
後援 八雲観光物産協会


このイベントに関するお問い合わせは、ほのぼの運動協議会事務局まで。
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