第1回 2014忘れな草プロジェクト【3月8日、9日】

思いをつなぐ2014年忘れな草プロジェクト

忘れな草プロジェクトとは、福島県の農業高校の生徒たちによって育てられた忘れな草に三陸で漂白・洗浄されたホタテ貝にメッセージを添えて配布・募金を募るチャリティイベントです。

3月8日(土)、9日(日)に、
銀座で行われた「忘れな草プロジェクト」の模様を
お届けいたします。

3月8日、9日の忘れな草配布は、KAORUKOフローリスト銀座の前で行われました。
KAORUKOフローリスト銀座は、世界的なフラワーアーティストのKAORUKOさんがプロデュースされているお店です。こちらは、「マーチ・オブ・ブーケ」という社会貢献活動をされているご縁から、今回のプロジェクトを共催してくださり、忘れな草を配布する場所を提供してくださいました。
また、忘れな草はKAORUKOさんにとっても素敵にアレンジもしていただきました。

当日は、朝早くからボランティアスタッフが集まり、福島から前日に届いたばかりの忘れな草のアレンジと三陸から届いたホタテ貝のセット作りをしてくれました。
ほのぼの運動協議会のメンバー、KAORUKOフローリスト銀座のスタッフだけでなく、社会人や大学生、高校生など、多くのボランティアが参加してくれました。

着々と準備を進め、スタッフもそろってミーティングをはじめようとしたところ、この日、配布する忘れな草を育てた、磐城農業高校の先生と生徒のみなさんが到着。
全員そろって、あらためてミーティングをしました。どのみなさんも、朝早くからやる気満々で、活気あふれる現場でのスタートでした。

当初は緊張気味だった磐城農業高校の生徒のみなさんの笑顔と、理事長の言葉に、さらにやる気があがり、明るく楽しい雰囲気の中、たすきをかけて表へ向かいました。
天気は快晴、でも3月上旬でまだ少し風が冷たいこの日。
高校生の3人はコートも着ずに、元気に外へ飛び出していきました。

実はこの日、高校生たちがひとつのプレゼントを持ってきてくれました。
忘れな草を受け取ってくださった方々、そして福島を応援してくださった方々へ感謝の気持ちを伝えたいとメッセージカードをみんなで書いて、それを持ってきてくれたのです。
それを見て、東京のボランティアスタッフは、ますます気持ちがこもりました。

午前中こそ、あまり人出が多くなかったものの、時間がたつにつれて、多くの人が立ち止まってくださるようになりました。
忘れな草の育て方や、祈り貝の使い方について説明しながら、「被災地をこれからも忘れずによろしくお願いします」と声をかけました。
外国からの観光客の方には、大河原理事長の通訳を通じて、コミュニケーションをとりました。
なかには、「がんばってね」、「忘れられるわけがないじゃない」、「私も東北出身だから、できるかぎりのことをこれからもしていきます」などなど、あたたかい言葉をくださる方もいらっしゃいました。

この日の配布予定数は、約500セット。当初は11時から15時の予定だったものの、思った以上に多くの方が足を止めてくださり、14時すぎには終了してしまいました。
15時を目指していらしてくださった方には、たいへん残念な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
また、3月8日の様子は、NHKの夕方のニュースで放映されたこともあり、翌9日は、11時前から並んでくださる方もいらっしゃり、さらに大盛況となりました。

両日とも、イベント終了後には、感想をみんなでシェアしあい、そして、ほのぼの運動協議会のはじまりでもある「鯛焼き」で、乾杯!
忘れな草や祈り貝をお持ちくださったみなさまも、ボランティアスタッフも、みんな笑顔のイベントとなりました。

●マスコミ掲載情報
NHK: 
3月8日(土)の様子は、首都圏では当日の18時45分から、福島では翌9日(日)の朝のニュースで放映されました。インターネットでは、こちら ※4月末にはアーカイブが削除されております。
花卉園芸新聞:4月15日の花卉園芸新聞に掲載されました。詳細はこちら

また、その後忘れな草が咲いたというご報告を次々といただいております。
事務局宛に、写真とメッセージをお送りいただいた方は、ほのぼの運動協議会のfacebookページでご紹介させていただいております。
みなさまからの一通でも多いご報告、お待ちしております。
送り先は、jimukyoku@honobono-undo.org まで。


このイベントに関するお問い合わせは、ほのぼの運動協議会事務局まで。
☎︎03-6736-5680 ✉︎jimukyoku@honobono-undo.org