ホームへ
ほのぼの運動ロゴマーク 東日本大震災関連プロジェクト
支援・寄付活動
継続的支援
地域貢献プロジェクト
東日本大震災関連プロジェクト
忘れな草プロジェクト
母の日チャリティイベント
その他
チャレンジ未来 交流会
     



2018年7月18日(水)、19日(木)の2日間で、 北海道二海郡八雲町にほのぼの運動理事数名と事務局が訪問。 19日に行われる「八雲町まちづくりシンポジウム」の聴講、および9月に実施する第3回域学交流の視察を行いました。




シンポジウムを翌日に控え、初日は初めて八雲に来た理事たちを交え、町内の視察を行いました。
それに先立ち、まずはハーベスター八雲で昼食兼懇親会です。
この日は、とてもさわやかな晴天に恵まれ、噴火湾パノラマパークが一望にできるテラス席で昼食をいただきました。八雲でとれた新鮮な野菜、そしてハーブ鶏のフライドチキンは、ここハーベスター八雲の名物です。大自然の中でいただく食事はひときわおいしく感じられました。



今回のシンポジウムには、駐日リトアニア共和国大使館の特命全権大使のゲデミナス・バルビオリス大使も来町し八雲町を視察されるとのことで、いっしょに昼食をいただくことになりました。
そこで岩村八雲町長と大河原理事長は、アイヌの民族衣装を着て、お出迎え。実は、このアイヌの民族衣装、オバマ前アメリカ大統領が来日される際に、2着だけ特別につくられ、1着はオバマ氏に、もう1着がここ、八雲町に保存されているということで、この日、特別にお披露目されました。
大使はもちろん、他の参加者もたいへん喜び、一気に親睦会のムードが盛り上がりました。



交流を深めたあとは、視察1箇所目として、町営の八雲乳牛育成牧場へとうかがいました。
高台にあり、内浦湾(噴火湾)や八雲市街地が一望できるこの牧場は、サイクリングやハイキングなどの観光スポットとしても親しまれています。面積は約262ha(約東京ドーム55個分)で、その雄大な大地に若牛が放牧されています。
ここでは、自然の牧草を自由にはみ、広大な敷地を自由に動きながら牛に育ってもらうために、春から秋にかけて各家から1頭1日200円で牛を預かり、放牧しています。
衛生上の問題から牧場内には入れませんが、遊歩道からかなり間近に乳牛たちを見ることができました。
また牧場内にある八角形の展望台は、壁面に八雲町における酪農に関する資料や写真が展示されています。最上階まで登ることができ、そこから観る景色は絶景です。


次に、この6月に竣工・稼動しはじめたばかりのメガファームを訪問しました。こちらは、乳牛が自由に歩き、休めるスペースを備えた大型フリーストール牛舎です。搾乳ロボットが導入されており、牛の乳頭をカメラで検知し、搾乳機が自動で搾乳をし、一定量搾乳しおわると離れるという、全自動搾乳が行われます。また、餌寄せロボットが、牛が食べてちらかった餌を寄せ集め、再び牛の前に並べていくという、こちらも効率的に餌やりができるシステムになっています。
こちらはまだ始まったばかりで、域学交流で訪問したことがないため、これからの活動でどう活かしていくか、課題のひとつとなりました。


この日、最後の視察は、いつもおうかがいしている北里大学獣医学部フィールドサイエンスセンター八雲牧場です。資源循環型畜産を実践しているこちらの牧場では、自家生産の牧草で牛を育てることを基本とし、牛の排泄物は堆肥にして草地へ散布し、還元された堆肥で牧草を育てる、という自然の循環を大切にし、1994年から輸入飼料穀物の使用を撤廃、100%自給飼料給与による牛肉生産方式に転換しました。
驚くべきことに、日本国内で育成されている牛の飼料は、実に75%が海外から輸入された飼料なのです。その餌を食べて出た糞を日本では肥料にして還元する土地が少ないため、大きな環境問題となっています。一方で、海外では本来再び堆肥として土地を豊かにすべき糞が、(飼料を育てる牧草地と比べて)足りないため、土地がやせ衰えていってしまうという問題があります。
自給飼料が100%のこの八雲牧場ではそういった問題がありません。、さらに「一切の化学肥料、農薬を使用せず、完全な有機的管理」をした飼料を生産しています。
いつもと同様、牛糞を発酵させ、堆肥化させる過程を見させていただきました。
今回、初めて見学した理事たちは、たいへんな感銘を受けていました。


この日の締めくくりは、宿泊先でもあるおぼこ荘で夕食を兼ねた懇親会。ゲデミナス・バルビオリス リトアニア大使も浴衣に身を包み、楽しく過ごしました。




第2日目につづく


 



この件に関するお問い合わせは、
ほのぼの運動協議会事務局まで。
電話:03-5722-1070、メール:jimukyoku@honobono-undo.org